パソコン資格 MOS ってどうなの？ ２０年以上前に取得した私の今、思う事。
ズバリ結論から言うと、私は取得して良かったと思います。
MOSとは
MOSはMicrosoftが認定するMicrosoft Officeに関する国際資格です。
パソコンスキルの証明になるので、
就職や転職で履歴書に記載しておけばアピールになります。
ちなみに、私が取得した当時は Microsoft Office User Specialist (通称MOUS)と
いう名前でした。2003年にMOSに改名されたそうです。
しかし「役に立たない資格」とか「履歴書に書くには恥ずかしい」と
言われたりするのも事実です。
その理由の1つとして、ソフトのバージョンアップに伴い
持っている資格は古くなるというのがあります。
現に私は履歴書に書いたら恥ずかしいレベルの過去の資格になっています。
当時、仕事の合間に高い授業料を払って取った資格なのに
結局それを生かす仕事にも就かなかったので
役には立たなかったと言えるかもしれません。
取得しようと思ったわけ
20代前半の私が初めて手に入れたパソコンはWindows98でした。
当時、周りの友達は誰もパソコンを持っていなかったので
私はパソコンを手に入れて自分がパワーアップしたように思えました。
しかし、使いこなすどころか、これで一体何が出来るのか?
というレベルでした。
これでは『宝の持ち腐れ』だと思い
どうせならMicrosoft Office User Specialist（略称MOUS）を
取得しようとパソコン教室に通ったわけです。
Word、Excel、 Access、 PowerPoint の資格をとりました。
取得できたポイント
「MOSエキスパート」で60%と難易度は高くありません。
しかし、独学では難しいのではないかなと私は思います。
理由は2つあります
１、パソコン教室での試験対策が必須だと感じたから
本を買ったり、通信教育で勉強して知識は充分につくと思います。
そのソフトを理解し、機能を使えると思います。
しかし、試験となると勝手が違い「試験に合格するコツ」みたいなものが
必要だと思いました。
2、試験会場は慣れた場所でないと厳しいと感じたから
私がパソコン教室を選ぶときの決め手は
その教室が試験会場になるという点で、これはとても大切だったと思います。
パソコンを使っての試験は筆記試験とは違い
予期せぬトラブルが起きそうで特に緊張します。
毎週通って勉強した教室とパソコンだったので落ち着いて試験に臨めたと思います。
取得して良かったと思えた訳
そして、20年後の今 私が思うこと、やっぱり取得して良かった！
Word、Excel、 PowerPoint は使う機会がないため忘れる一方です。
Access は試験後すぐに忘れてしまいました。
では何故、取得して良かったと思えるのか?
きっと少しだけ当時頑張って行動した自分が誇りに思えるからです。
仕事をしながらその合間に通って大変だったけど
ちゃんと資格を取った事は自分の自信になりました。
そして、もしこの先 Word、Excelを使う場面が出来たとして
全くの初心者スタートよりかは、確実に早く使えるようになる自信があります。
例えるならペーパードライバーみたいなもの。
車に乗らないといけない時が来てから教習所に通って免許を取るのと
今は乗れないけど免許は持っています!みたいな差がある感じです。
ちなみにこれも実体験で10年間ペーパードライバーだった私。
それが訳あって、今は毎日運転しています。
20歳の時とりあえずという軽い気持ちで取得した運転免許…
本当に取得しておいて良かったと思いました。
だから、頑張ったことはどういう形になったとしても
無駄にはならないと思います。
